羽田空港第3ターミナル(旧称国際線ターミナル)近くの複合施設「HANEDA INNOVATION CITY(羽田イノベーションシティ、HICity)」で、イベント「空と緑のみらいフェス」が6月5日から7日まで開かれる。テーマは「みらいのはねだ」で、日本では「空飛ぶクルマ」と呼ばれるeVTOL(電動垂直離着陸機)のモックアップ展示やシミュレーター体験、ロボット、近未来モビリティ、航空会社の制服着用体験などを用意する。入場は無料で、一部有料コンテンツがある。

大阪・関西万博会場上空を飛ぶANA塗装を施したeVTOL「Joby S4」=25年9月30日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
eVTOL関連では、全日本空輸(ANA/NH)を中核とするANAグループが目指す「空飛ぶクルマによるエアタクシー」を体験できる企画を用意。2025年の大阪・関西万博や米国で飛行したJoby S4の1/8モックアップを展示し、最新の飛行映像、シミュレーター体験、静音性体験を実施する。実施時間は3日間ともイベント開催時間と同じで、参加は無料。
SkyDrive(スカイドライブ)はSD-05の20%モックアップを展示する。大阪・関西万博や東京で飛行したモデルで、3日間とも無料で見学できる。
航空関連では、日本航空(JAL/JL、9201)の制服着用体験と記念撮影を実施する。
フライトシミュレーターで羽田空港への着陸を体験できる企画も開く。木更津上空から羽田空港への着陸に挑戦するもので、元パイロットのアドバイス付き。5日から7日まで午前10時から午後5時まで実施し、参加費は1回1000円。5分コースとなる。
ロボットや近未来モビリティでは、実機ロボットを使うジオラマロボットバトル「メカロット」や、専用グローブでロボットアームを操作する「ハンド操縦」、四足歩行ロボット「Spot(スポット)」の操作体験を実施する。折りたためる電動特定小型原付「tatamo」の試乗体験や、小型モビリティ「ブルージェイ」、追従・自走式搬送ロボット「MiniTaurus」の実演展示も予定する。
このほか、障害物を使った1対1の鬼ごっこスポーツ「パルクール鬼ごっこ」や、モルック体験会、空と緑をテーマにした小学生向けSTEAMワークショップ、HICityや船上で飛行機を撮影する企画なども実施する。HICityの足湯と音楽を組み合わせた「足湯DJ」は、5日から7日まで夕方から夜にかけて開く。
開催時間は、5日が正午から午後6時まで、6日と7日が午前10時から午後6時まで。会場は京急空港線と東京モノレールの天空橋駅に直結するHICityで、主催は羽田みらい開発(東京・大田区)、後援は大田区。
HICityの開発・整備を手掛ける羽田みらい開発には、鹿島建設(1812)、大和ハウス工業(1925)、京浜急行電鉄(9006)、日本空港ビルデング、空港施設(8864)、JR東日本(東日本旅客鉄道、9020)、東京モノレール(港区)、野村不動産パートナーズ(新宿区)、富士フイルム(4901)の計9社が出資。設計と施工は、鹿島建設と大和ハウスが担う。
関連リンク
HANEDA INNOVATION CITY [1]
・羽田イノベーションシティ、11/16に全面開業 ホテルや研究施設 [2](23年9月15日)
・羽田空港、異業種連携拠点「terminal.0 HANEDA」24年開設 参加企業募集 [3](23年7月21日)
・羽田イノベーションシティが本格稼働 半沢直樹ロケ地も [4](20年9月19日)
・羽田イノベーションシティが先行開業 飛行機眺めて足湯も [5](20年7月4日)
・羽田再開発地域「イノベーションシティ」に 20年夏、国際線ターミナル隣接 [6](19年8月21日)