大韓航空(KAL/KE)とアシアナ航空(AAR/OZ)は現地時間5月13日、それぞれ取締役会を開き、合併契約の締結を承認した。14日に合併契約を締結し、12月17日に「統合大韓航空」として発足する見通し。

アシアナ航空との合併を進める大韓航空=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
合併により、大韓航空はアシアナの資産、負債、権利・義務、従業員を承継する。合併比率は大韓航空1に対し、アシアナ0.2736432となる。
大韓航空は合併契約締結後、韓国国土交通部(日本の国土交通省に相当)に合併認可を申請する。6月中には、統合に伴う運航基準変更認可も申請する予定。アシアナは8月ごろ臨時株主総会を開き、合併を決議する。
両社の統合は、2020年11月17日に大韓航空とアシアナが新株引受契約を結んで始まった。コロナの影響でアシアナの財務構造や競争力が悪化したことを受け、韓国政府と債権団が航空産業の安定化に向けて支援を進めていた。
大韓航空は買収・統合の過程で、アシアナの財務改善と経営正常化を進め、支援された公的資金を全額返済したとしている。統合により、韓国の航空産業再編は最終段階に入る。
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