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フェデックス、MD-11F試験飛行 UPS事故後初

 フェデックス エクスプレス(FDX/FX)の旧マクドネル・ダグラス(現ボーイング)MD-11F型貨物機(登録記号N621FE)が現地時間5月9日(日本時間10日)、米テネシー州メンフィスで試験飛行した。2025年11月にUPS航空(UPS/5X)の同型機(N259UP)が墜落した事故を受け、運航停止となっていた。

フェデックスのMD-11F(資料写真)=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 N621FEはメンフィス発着のFX9045便として飛行し、飛行時間は約1時間15分だった。UPSは事故後、MD-11Fを全機退役させたが、フェデックスはボーイングやFAAと連携し、必要な点検・整備を進めた上で、5月31日までに運航再開を目指すとしている。

 事故は2025年11月4日午後5時14分ごろ、5X2976便のMD-11Fが、ケンタッキー州ルイビル・ムハンマド・アリ国際空港を離陸直後に墜落した。NTSB(米国家運輸安全委員会)によると、乗員3人と地上11人が死亡し、地上23人が負傷した。

 NTSBは、事故機が離陸中に左エンジンとパイロンを左翼から分離したと説明している。その後の調査更新では、左パイロン後部マウントの球面軸受アセンブリーで疲労亀裂が確認された。

フェデックスのMD-11F(資料写真)=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

フェデックスのMD-11F(資料写真)=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

フェデックスのMD-11F(資料写真)=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

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