キャセイパシフィック航空(CPA/CX)は、香港国際空港第1ターミナル東側のフラッグシップラウンジ「ザ・ウィング」のファーストクラスラウンジをリニューアルオープンした。香港や世界の主要都市で進めるラウンジ強化計画の一環で、個室型ワークスペースや7つのマッサージ用ブースを新たに設けた。

キャセイパシフィック航空のリニューアルオープンした香港の「ザ・ウィング」ファーストクラスラウンジのマッサージ用ブース(同社提供)
ラウンジ中央には、グリーンオニキスのバーを据えた「アトリウム」を配置。セルフサービス形式の「パントリー」を併設し、朝食やアフタヌーンティー、夜のビストロスタイルの食事を提供する。レストランエリア「ダイニングルーム」では、アラカルト形式のテーブルサービスを採り、レストラン「Mott 32」との提携による中国各地の料理のほか、アジア料理や国際的な定番メニューをそろえる。
ウェルネス関連では、「ザ・ピア」ファーストクラスラウンジで先行導入していた「ザ・リトリート」を新たに設けた。7つのプライベートブースで、フットマッサージや首・肩のマッサージを提供する。シャワースイートは「クレンズ」「リフレッシュ」「リラックス」の3モードを選べる仕様とし、「アルコーブ」ゾーンには充電設備とコンパクトなテーブルを備えた5つの多目的ブースを用意した。

キャセイパシフィック航空のリニューアルオープンした香港の「ザ・ウィング」ファーストクラスラウンジ(同社提供)

キャセイパシフィック航空のリニューアルオープンした香港の「ザ・ウィング」ファーストクラスラウンジ(同社提供)
今回新設した「ザ・ビューロー」は、集中作業や少人数ミーティングに対応する完全個室型のワークスペース。照明は「エンゲージド」と「フォーカス」の2モードを選べる。デザインはロンドン拠点のStudioIlseとの協働を継続し、従来からのグリーンオニキスに加え、ウォルナット材や御影石を採用した。家具と照明は人間工学に基づいて専用設計したという。
ファーストクラスラウンジは、現地時間4月22日に新装開業。キャセイは2025年に、香港の「ザ・ブリッジ」と北京の「キャセイパシフィック・ラウンジ」を大規模改装し、リニューアルオープンしている。今年後半には、ジョン・F・ケネディ国際空港第6ターミナルの開業に合わせ、ニューヨーク初となるキャセイ専用ラウンジの新設を予定している。香港の「ザ・ウィング」ビジネスクラスラウンジは改装のため一時閉鎖しており、2027年の営業再開を予定している。
キャセイグループのロナルド・ラムCEO(最高経営責任者)は、機材、客室、ラウンジ、デジタル分野に1000億香港ドル超を投じる方針を示している。
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