羽田空港で4月21日午前6時30分ごろ、国土交通省航空局(JCAB)の航空管制システムに不具合が発生し、羽田発着便を中心とする国内線と国際線には、午後も大幅な遅れが出ている。午後6時時点で、日本航空(JAL/JL、9201)と全日本空輸(ANA/NH)の大手2社だけで国内線208便が欠航し、3万1600人以上に影響が出た。

利用客でごった返す羽田空港第1ターミナル2階の出発ロビー=26年4月21日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire
JALでは、羽田を午前6時30分発予定だった伊丹行きJL101便や羽田午後2時55分発の伊丹行きJL125便など、国内線178便の欠航が決定。2万5976人に影響が出ている。
ANAでは、羽田を午前10時15分に出発予定だった福岡行きNH249便など、国内線30便が欠航。約5700人に影響が出ている。
羽田のターミナルを運営する日本空港ビルデング(9706)によると、午後6時時点で国内線は出発・到着合わせて260便に欠航や遅延が発生。方面別で見ると、出発便は北海道方面が30便、東北が14便、中部が6便、近畿が17便、四国が19便、中国が14便、九州が42便、沖縄が6便の合わせて148便に影響が出ている。到着便は北海道方面が20便、東北が12便、中部が5便、近畿が17便、四国が8便、中国が11便、九州が31便、沖縄が8便の計112便となっている。

管制システムに障害が発生した羽田空港=26年4月21日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire
国際線は出発・到着合わせて19便に欠航や遅延が発生。方面別で見ると、出発便は東アジア方面が3便、欧州が2便、中近東・アフリカが1便の計6便に影響が出ている。到着便は東アジア方面が3便、東南アジアが1便、オセアニア・ミクロネシアが1便、北米が2便、欧州が4便、中近東・アフリカが2便の計13便となっている。
航空局によると、管制システムは午前8時15分ごろ復旧。JALによると、システムは再稼働したものの、早朝から出発を見合わせていた便が多数滞留しているため、大幅な遅延が発生しているという。
関連リンク
羽田空港 [1]
全日本空輸 [2]
日本航空 [3]
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