日本航空(JAL/JL、9201)は4月1日、グループ合同の入社式を羽田空港の格納庫で開いた。グループ43社2375人の新入社員が集まり、閉式後は恒例の折り紙ヒコーキ飛ばしも実施した。

入社式で訓示するJALの鳥取社長=26年4月1日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
—記事の概要—
・「必ず安全運航につながっている」
・ZIPAIR総合職とJAL客室乗務員が宣誓
「必ず安全運航につながっている」
鳥取三津子社長グループCEOは、JALグループが今年創業75年を迎えることに触れた上で、今後も大切にすることとして「安全」と「お客様への思い」を挙げた。123便墜落事故の教訓を踏まえ、安全を追求する歩みを止めないと強調し、「JALグループでは、いかなる仕事であっても必ず安全運航につながっている。その先にはかけがえのないお客様の命があるということを決して忘れないで」と呼びかけた。

羽田空港の格納庫で開かれたJALグループの入社式で紙飛行機を飛ばす新入社員とJALの鳥取社長=26年4月1日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

入社式で訓示するJALの鳥取社長=26年4月1日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
また、新しいスローガン「ソアリング」に言及。リアルとデジタルを含めたあらゆるタッチポイントで一貫した体験価値を提供し、共感され、選ばれる関係を築きたい、と説明した。新たな経営ビジョン2035の幕開けとともに社会人生活を始める世代だと位置付け、「飛行機は向かい風があるからこそ飛び上がる」と述べた。
ZIPAIR総合職とJAL客室乗務員が宣誓
新入社員代表として宣誓したのは、ZIPAIR(ジップエア、TZP/ZG)総合職の新井啓太さんと、JAL客室乗務職の武智万由子さん。新井さんは、航空会社が移動手段からデジタルとリアルをつなぐプラットフォームへ進化していくとし「新しい当たり前を作ること」を成し遂げたいと語った。武智さんは、学生時代に薬学を専攻し、薬剤師実習で命を預かる責任の重さを実感した経験に触れ、「お客様一人ひとりに寄り添いながら安全を第一に行動する姿勢」を大切にすると誓った。
式典後には新入社員たちが恒例となった折り紙ヒコーキを飛ばし、エアバスA350-900型機(登録記号JA16XJ)を背景に記念撮影する姿がみられた。

入社式に列席するJALグループの新入社員=26年4月1日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

入社式に列席するJALグループの新入社員=26年4月1日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

入社式に列席するJALグループの新入社員=26年4月1日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

JALグループ入社式で新入社員代表のZIPAIRの新井啓太さん(右)から手渡された宣誓書を受け取るJALの鳥取社長=26年4月1日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

JALグループ入社式で新入社員代表のJALの武智万由子さん(左)と握手を交わすJALの鳥取社長=26年4月1日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

JALグループ入社式で新入社員代表として宣誓したZIPAIRの新井啓太さん(左)と武智万由子さん=26年4月1日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

羽田空港の格納庫で開かれた入社式後に記念撮影するJALのパイロット訓練生と南正樹運航本部長ら=26年4月1日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

羽田空港の格納庫で開かれた入社式後に記念撮影するJALの客室乗務職の新入社員と中野淳子客室本部長ら=26年4月1日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

羽田空港の格納庫で開かれたJALグループの入社式後に訓示するJALスカイ九州の長谷川文彦社長=26年4月1日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

羽田空港の格納庫で開かれたJALグループの入社式で鳥取三津子社長が飛ばした折り紙ヒコーキ=26年4月1日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
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