4月1日午後2時57分ごろ、全日本空輸(ANA/NH)の羽田発札幌(新千歳)行きNH65便(ボーイング777-200ER型機、登録記号JA745A)が、エンジンに不具合が発生したため、左エンジンを停止した状態で新千歳空港へ着陸した。ANAによると「通常着陸」で、管制に優先権を求める「緊急着陸」ではなかった。現地で詳しい原因の調査が進められている。

ANAの777-200ER(資料写真)=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
NH65便は乗客317人と乗員10人(パイロット2人、客室乗務員8人)の計327人を乗せ、羽田の63番スポットを午後1時5分に出発。新千歳付近で2基あるエンジンのうち、左エンジンの油温が高くなったことから、手順に従い同エンジンを停止し、管制官に状況を報告した上で同空港へ向かった。午後2時57分に着陸して機体の点検を終え、27分後の午後3時24分に自走で8番スポット(駐機場)へ到着した。
777などの双発機は、片方のエンジンを止めた状態で一定時間は飛行できる。航空機の位置情報を提供するウェブサイト「Flightradar24(フライトレーダー24)」によると、NH65便は新千歳空港の南東に位置する北海道日高町付近上空を午後2時37分ごろから反時計回りに7分ほど旋回後に着陸した。

ANAの777-200ER JA745A=16年10月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
この影響で、折り返しの札幌午後3時30分発の羽田行きNH68便が欠航となり、乗客は次便以降に振り替えとなった。ANAによると、NH68便の欠航以外に影響は出ていないという。
当該機は国内線機材で、座席数は2クラス392席(プレミアムクラス28席、普通席364席)。エンジンは米プラット&ホイットニー製PW4074Dで、9万ポンドあるPW4090の推力を制御プログラムで抑えたモデルを採用している。
1日は羽田午前7時30分発の福岡行きNH241便、折り返しの福岡午前10時15分発の羽田行きNH246便を運航後、NH65便に投入された。
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全日本空輸 [1]
JA745A
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