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中部空港、中国本土の減少拍車 韓国は過去最高に=夏ダイヤ計画

 中部空港(セントレア)を運営する中部国際空港会社が発表した夏ダイヤ(3月29日から10月24日)の運航計画によると、4月1日を基準とした期初の週あたりの国際線旅客便は262便(往復)となる。313便だった2025年冬ダイヤのピーク時と比較すると51便(16%)減、357便だった同年夏ダイヤでは95便(27%)減で、韓国方面が過去最高を更新する一方、冬ダイヤ期初から減少が続く中国本土は、運休・減便が加速している。

—記事の概要—
新路線・再開・増便
国内線

新路線・再開・増便

中国路線の減少が加速している中部空港=26年3月 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 夏ダイヤ期初の新路線はなし。再開路線は1路線で、フィンエアー(FIN/AY)が夏ダイヤのみ季節運航するヘルシンキ線が3月30日から再開となり、週4往復運航する。

 期初からの増便も1路線で、チェジュ航空(JJA/7C)は週14往復(1日2往復)のソウル(仁川)線を週21往復(同3往復)に増便。韓国路線は週98往復となり、過去最高だった2025年8月の週91往復を上回る。また、週4往復運航する日本航空(JAL/JL、9201)のホノルル線は、4月24日から5月9日までは週7往復(1日1往復)に期間増便する。

 期初の運休はなし。減便は3路線で、中国東方航空(CES/MU)は週7往復運航する上海(浦東)の蘭州線を同6往復に減便。春秋航空(CQH/9C)の上海線(週3往復)も同2往復に減便となる。また、ユナイテッド航空(UAL/UA)は週5往復のグアム線を同3往復に減便する。

 中国路線は2025年冬ダイヤ期初から計画していた当初の運休・減便に加え、関係悪化により減少に拍車がかかる。夏ダイヤでは22往復にとどまり、2025年冬ダイヤのピーク比では49往復(69%)減、同年夏ダイヤ比では93往復(81%)減となる見通し。

 夏ダイヤの国際線は旅客便19都市、週262便となる。冬ダイヤでは23都市313便、前年夏ダイヤでは28都市357便だった。

 国際線貨物便は週40便(往復)で、冬ダイヤと比較し1便増、前年夏ダイヤ比で9便減少する。

国内線

 国内線旅客便は19都市、1日77便(往復)となる。冬ダイヤは82便、前年夏ダイヤは81便だった。

 夏ダイヤ初日の3月29日には、フジドリームエアラインズ(FDA/JH)が熊本線を新設。一方で冬ダイヤ最終日の28日に、出雲線を運休する。

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