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羽田エアポートガーデン、3月からリニューアル 訪日需要成熟でニーズに変化

 住友不動産(8830)傘下の住友不動産商業マネジメント(東京・新宿区)は2月5日、同社が運営する羽田空港の複合施設「羽田エアポートガーデン」をリニューアルすると発表した。3月から夏ごろにかけて、商業エリアの全14店舗を段階的に入れ替える。全面開業から3年を迎えたことから、刷新により空港利用者の動線や訪日客を中心としたニーズの変化に対応する。

3月からリニューアルを始める羽田エアポートガーデン=23年1月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 羽田エアポートガーデンは、国際線が発着する羽田空港第3ターミナルに直結する。同ターミナルの利用者が増加していることから、今回のリニューアルでは深夜早朝など全時間帯での利便性を向上させる。特に夜間帯は訪日客の滞在価値向上を図る。

 同施設は2023年1月31日に全面開業。開業当初は日本を初訪問する人をおもな対象としており、日本各地の食文化や名産品を体験できる施設を提供していたが、リピーターなど訪日市場が成熟したことから、日本人が日常的に親しむ商品や食など「等身大の日本らしさを感じられる」(同社)施設構成へ変更する。

 リニューアル第1弾では、ラーメン店や革製品の販売店など4店舗が新規出店する。このうち最も早い3月にオープンするのが京都ラーメンの「麺屋 優光」で、4月29日に皮革製品の「HERZ(ヘルツ)」、同月下旬にバッグ・革小物の「MOTHERHOUSE(マザーハウス)」、7月上旬にカフェラウンジ「エアポートカフェラウンジNODOKA」が順次オープンする。

 また2月には既存店をリニューアル。Tシャツを販売する「OJICO」、和食器・キッチン雑貨を取り扱う「吉祥寺菊屋」、Tシャツ・土産品を販売する「T-shirts & Souvenirs SPARKLE」を順次刷新する。

 羽田エアポートガーデンは2018年4月に着工し、2020年3月に完成。当初は同年4月21日に開業予定だったが、コロナにより全面開業が3年近くにずれ込んだ。

 2022年12月21日にはホテル「ヴィラフォンテーヌ羽田空港」を先行開業。住友不動産グループの住友不動産ヴィラフォンテーヌが運営し、160室のラグジュアリーホテル「ヴィラフォンテーヌ プレミア 羽田空港」と、1557室のハイグレードホテル「ヴィラフォンテーヌ グランド 羽田空港」の2つで構成する。

 羽田エアポートガーデンは羽田空港の跡地のうち第2ゾーンにあり、国有地を2018年から2068年まで50年間借り受けている。もう1つの第1ゾーンは、鹿島建設(1812)など9社が出資する羽田みらい開発(大田区)が開発を進め、「HANEDA INNOVATION CITY(羽田イノベーションシティ、HICity)」として2023年11月16日にグランドオープンした。

関連リンク
羽田エアポートガーデン [1](住友不動産)
ヴィラフォンテーヌ プレミア 羽田空港 [2]
ヴィラフォンテーヌ グランド 羽田空港 [3]

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