ロッキード・マーチンは現地時間0月14日、ベルギー空軍向けに納入されたステルス戦闘機F-35A「ライトニング II」の初号機が、同国へ到着したと発表した。配備先はフロレーヌ空軍基地で、到着記念式典が開かれた。
フロレーヌ空軍基地に着陸するベルギー初のF-35A（同軍提供）
F-35は現在、世界20カ国の同盟国が導入しており、うち13カ国は欧州。16の軍種が運用し、1900社を超えるグローバルサプライヤーが支える体制が構築されている。
今回到着した機体を含め、ベルギーには計11機のF-35Aが納入済み。うち8機は米アリゾナ州のルーク空軍基地に配備されており、ベルギー空軍のパイロットや整備士の訓練に使用されている。
ベルギー政府は今年7月に、F-35を11機追加取得する意向を表明しており、調達機数は最大45機に拡大する見通し。
フロレーヌ空軍基地に到着するベルギー初のF-35A（同軍提供）
関連リンク
F-35 Lightning II [1]
Lockheed Martin [2]
・F-35の中央胴体、1400機超 30時間で1機、ノースロップが3タイプ一括製造 [3]（25年7月6日）
・ルーマニア、F-35を32機導入 採用20カ国目 [4]（24年11月23日）
・F-35、米国防総省が最大398機発注 TR-3初搭載へ [5]（22年12月31日）