下地島空港の累計旅客数が200万人に達した。2019年3月30日の旅客ターミナル開業後、100万人に達するまでは約4年5カ月かかったが、200万人は2年1カ月で達成した。

累計旅客数が200万人を突破した下地島空港で開かれた歓迎イベント(同空港のサイトから)
旅客ターミナルを運営する下地島エアポートマネジメント(SAMCO)によると、200万人に達したのは9月19日で、歓迎行事を10月1日に開いた。
今年3月30日から10月25日までの夏ダイヤは、国内線4路線と国際線3路線。国内線はすべてスカイマーク(SKY/BC、9204)の路線で、羽田、神戸、福岡、那覇の各線となる。国際線は香港エクスプレス航空(HKE/UO)の香港線、大韓航空(KAL/KE)系LCCのジンエアー(JNA/LJ)のソウル(仁川)線、台湾新興のスターラックス航空(星宇航空、SJX/JX)の台北(桃園)線となる。
これまでの路線開設は、ジェットスター・ジャパン(JJP/GK)による成田が2019年3月30日、香港エクスプレスの香港が2019年7月19日、スカイマークの羽田・神戸・那覇が2020年10月25日、福岡が2023年7月1日、ジンエアーのソウルが2024年5月29日、スターラックスの台北が今年8月22日となっている。
このうち、ジェットスター・ジャパンの成田線は、2022年から夏ダイヤのみの季節運航となり、今年は夏ダイヤも運航を取りやめたことから、通年で運休となった。香港エクスプレスの香港線は新型コロナの影響で2020年2月から運休していたが、今年6月27日に再開した。スターラックスは、定期チャーター便で乗り入れを始めた。

累計旅客数が200万人を突破した下地島空港で開かれた歓迎イベント(同空港のサイトから)
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