- Aviation Wire - https://www.aviationwire.jp -

ルフトハンザ、787-9に100周年記念塗装 鶴と「100」ロゴ

 ルフトハンザ ドイツ航空(DLH/LH)は現地時間9月26日、2026年の創業100周年を記念した特別塗装機を導入すると発表した。対象機材はボーイング787-9型機(登録記号D-ABPU)で、今年12月に就航を予定。世界各地でルフトハンザの節目を伝える。

ルフトハンザの100周年記念塗装機(同社サイトから)

 特別塗装は、青い胴体に白い鶴のロゴが描かれ、鶴の翼が航空機の主翼と融合するようにデザイン。機体左側には「100」の数字を、右側には「1926 / 2026」の文字を配し、機体下面にも「100」ロゴを施した。鶴のロゴは、グラフィックデザイナーで建築家のオットー・フィアレ氏が1918年に設計したもので、ルフトハンザの象徴として使われてきた。

 特別塗装機は、米サウスカロライナ州チャールストンにあるボーイングの施設で塗装を終え、11月にフランクフルトに到着する予定。客室は最新仕様「Allegris(アレグリス)」を採用している。

 ルフトハンザのイェンス・リッターCEO(最高経営責任者)は、「鶴のロゴは安全や先進性、品質、自由、信頼の象徴。これからもその価値を大切にしていく」と述べ、特別塗装機がルフトハンザのアイデンティティと社員の誇りを示すものだとコメントした。

ルフトハンザの100周年記念塗装機(同社サイトから)

ルフトハンザの100周年記念塗装機(同社サイトから)

ルフトハンザの100周年記念塗装機(同社サイトから)

ルフトハンザの100周年記念塗装機(同社提供)

ルフトハンザの100周年記念塗装機(同社サイトから)

関連リンク
Lufthansa Group [1]
ルフトハンザ ドイツ航空 [2]

ルフトハンザ、個室ファースト・ビジネス初導入 A350に新仕様「アレグリス」 [3](24年4月24日)
ルフトハンザのA380、初の12年点検完了 主脚はほぼ新品に [4](24年2月20日)