国土交通省航空局(JCAB)によると、2025年8月の航空機登録は、予約登録受付が10機、新規登録が5機、移転登録が24機、変更登録が2機、抹消登録が4機で、予約登録取り下げが13機だった。
NCAの747-8F=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
新規登録では、日本航空(JAL/JL、9201)のエアバスA350-900型機の通算17号機(JA17XJ)などがみられた。JALのA350-900は、2024年1月2日に起きた羽田事故で13号機(JA13XJ)が全損となり、1機減の15機だったが、1年7カ月ぶりに16機体制へ戻った。13号機の代替機は、通算18号機(JA18XJ)となる見込み(関連記事1 [1])。
移転登録では、日本貨物航空(NCA/KZ)の747-8F貨物機の所有者が、ANAホールディングス(ANAHD、9202)に移転。ANAHDは8月にNCAを完全子会社化している(関連記事2 [2])。
予約登録受付の中には、スカイマーク(SKY/BC、9204)のボーイング737 MAXとみられるものもあった。また、予約登録取り下げにも同社のA380やA330などとみられるものがあった(関連記事3 [3])。
また、抹消登録の中に特定本邦事業者が運航するとみられる機体はなかった。
登録の詳細は下記の通り(予約登録受付→新規登録→移転登録→変更登録→抹消登録→予約登録取り下げの順)。