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FDA、退役4号機の部品でグッズ制作 29日から19点販売

 フジドリームエアラインズ(FDA/JH)は8月27日、2024年3月に退役した4号機(エンブラエル170〈E170〉型機、旧登録記号JA04FJ)の部品を活用したオリジナルグッズを制作したと発表した。廃棄予定だった部品や備品を新たな商品に再生する「アップサイクル」の取り組みの一環で、29日から同社のオンラインショップで販売する。

FDAが4号機の部品を活用して制作したオリジナルグッズ(同社提供)

小牧で最終便への投入を待つFDA初の退役機となった4号機=24年3月9日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 グッズには、4号機のボルトやワッシャーなどが使われ、全19点のクラフト商品として再構成した。ラインナップは、砂時計や壁掛け時計のほか、金属製人形「ボルトマン」などのユニークな品も含まれている。価格は4000円から。

 4号機の退役時に、社員が部品再利用を発案したことで、開発がスタート。屑鉄を活用した雑貨やアート作品を制作する愛知県の「屑鉄工房」と連携して進められた。

 今後も航空機部品や備品を活用したアップサイクルプロジェクトを検討しているという。

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フジドリームエアラインズ [1]

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