エア・ドゥ(ADO/HD)が発表した2025年度下期にあたる冬ダイヤ(10月26日から26年3月28日)の運航計画によると、羽田-札幌(新千歳)線の夜間便を通期運航する。また流氷到来に合わせ、羽田-女満別線を期間増便する。

羽田-札幌夜間便を冬ダイヤも通期運航するエア・ドゥ=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
羽田-札幌線の夜間便は、需要が見込める週末や繁忙期を中心に1往復運航していたが、夏ダイヤの通期化を2023年度から開始。2024年度からは冬ダイヤの通期化も始めた。夜間便の運航により、同路線は1日12往復となる。
運航スケジュールは、札幌行きHD43便が午後9時30分に羽田を出発し、午後11時5分着。羽田行きHD44便は午後9時45分に出発し、午後11時30分に到着する。機材はボーイング737-700型機(1クラス144席)を投入する。
このほか、羽田を午後9時に出発する札幌行きHD39便を、一部日程を除き767-300ER(1クラス288席)に大型化。対象は期間内154日間のうち113日間で、残りは737-700で運航する。
女満別線は通常1日2往復で、期間増便により同3往復となる。増便日は10月28日と29日、11月16日、2026年2月1日から3月8日までの計39日間で、往復とも午前発着の1便目として設定する。運航スケジュールは、女満別行きHD75便が羽田を午前7時に出発し、午前8時45分着。羽田行きHD76便は午前9時15分に女満別を出発し、午前11時10分に到着する。
一方、女満別線の期間増便中は、1日3往復の羽田-帯広線を期間減便し、同2往復のみ運航する。
冬ダイヤ期間中は11路線1日32往復を運航。機材は12機で、767-300ERが4機、737-700は8機となる。
関連リンク
エア・ドゥ [1]
・エア・ドゥとAirJapan、来道訪日客に「ベア・ドゥ」ぬいぐるみ 10/31まで [2](25年7月15日)
・エア・ドゥ、ファイターズのベア・ドゥ機内販売 CAらユニホーム着用も [3](25年6月26日)
・エア・ドゥ、空港係員がスニーカー試験着用 9月本運用へ [4](25年6月23日)
・国内線は「赤字体質」出張減とドル建てコスト増で航空各社苦境、国交省有識者会議が初会合 [5](25年5月31日)
・エア・ドゥ、羽田-札幌夜間便の通期化続く=夏ダイヤ [6](25年1月22日)
・エア・ドゥ、羽田-札幌夜間便を通期継続=冬ダイヤ [7](24年8月26日)