羽田空港のターミナルを運営する日本空港ビルデング(9706)は8月7日、第1ターミナル地下1階にあるフードコートを刷新し、9月10日にオープンすると発表した。出発前の食事のほか、機内へ持ち込む弁当や惣菜なども提供する。フードコートには12店舗が入居し、このうち11店舗は羽田初出店となる。

リニューアルする羽田空港のフードコート「Sora Chika」のイメージ(空ビルの資料から)
新たな食のゾーン「Sora Chika(ソラチカ)」は、リニューアルするフードコート12店舗と、隣接するレストランエリア3店舗で構成。「旅の始まり、終わりのひととき」をコンセプトとし、フードコートでは和洋中やスイーツ、サラダ、バーなどを用意し、出発前の食事や、旅行帰りの“ちょい飲み”など、空港を利用するさまざまなニーズに応える。
12店舗のうち、とんかつ専門店「廚(くりや) くろぎ じゅんちゃん」や海鮮丼専門店「海鮮丼 銀座おのでら」、ジェラートショップ「Badiani」など11店舗が羽田へ初出店する。
座席数は約200席、広さは約1000平方メートルで、ベビーカーやスーツケースの持ち込みにも対応する。また、座席で注文できるモバイルオーダーも導入する。営業時間は午前7時から午後10時まで。
また、3店舗を構えるレストランエリアには、タイ料理の「クルン・サイアム」が羽田初出店。既存店の「リンガーハット プレミアム」と「天丼てんや」も営業を続ける。
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