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NCAが747予約登録取り下げ 国交省航空機登録25年5月分

 国土交通省航空局(JCAB)によると、2025年5月の航空機登録は、予約登録受付が2機、新規登録が6機、移転登録が15機、変更登録が3機、抹消登録が3機で、予約登録取り下げが8機だった。

NCAの747-8F(右)と747-400F=12年8月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 抹消登録では、スターフライヤー(SFJ/7G、9206)が運航していたエアバスA320型機の11号機(登録記号JA21MC)などがみられ、11号機はリース会社へ返却された(関連記事1 [1])。

 予約登録取り下げは、8機とも日本貨物航空(NCA/KZ)で、ボーイング747-400F型貨物機が2機、後継機の747-8F貨物機が6機だった。NCAは2018年7月に国土交通省から事業改善命令と業務改善命令を受けた際、747-8Fへ機種統一する改善措置を翌8月に提出しており、自社運航の機材は747-8Fに統一済み(関連記事2 [2])。

 すでに747の製造は完了しており、最終号機となったアトラスエアー(GTI/5Y)の747-8F(MSN67150、LN1574、N863GT)は、現地時間2023年1月31日(日本時間2月1日に)に引き渡されている(関連記事3 [3])。

 新規登録と予約登録受付の中に、特定本邦事業者が運航するとみられる機体はなかった。

 登録の詳細は下記の通り(予約登録受付→新規登録→移転登録→変更登録→抹消登録→予約登録取り下げの順)。