エアバスは現地時間5月26日、ベトナムのベトジェットエア(VJC/VJ)からA330-900(A330neo)型機を20機追加受注したと発表した。ベトジェットは2024年7月にも同型機を20機発注済みで、今回の追加発注により発注量が40機に倍増する。

ベトジェットのA330neo(エアバス提供)
ベトジェットエアはA330-300を7機、リース機として導入済み。後継となるA330neoで置き換えを進め、アジア太平洋の高需要路線の増便や欧州新路線など、大陸間路線を拡充させる。
今回の追加発注はベトナムの首都・ハノイで締結。式典にはベトナムのルオン・クオン国家主席のほか、同国を訪問中の仏エマニュエル・マクロン大統領も出席した。
A330neoは中型機で、従来のA330-200と同サイズのA330-800(標準座席数3クラス220-260席、最大406席)と、A330-300の後継となるA330-900(3クラス260-300席、最大460席)の2機種で構成。大型機A350 XWBの主翼技術を取り入れ、ロールス・ロイス製新型エンジンのトレント7000と空力特性の改善で、1座席あたりの燃費を25%改善した。売れ筋は座席数が多いA330-900となっている。
関連リンク
VietJet Air [1]
Airbus [2]
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