- Aviation Wire - https://www.aviationwire.jp -

ZIPAIR 787-9導入スクープが1位 先週の注目記事25年3月2日-8日

 3月2日から8日までによく読まれた記事をまとめました。一番読まれたものは、ZIPAIR(ジップエア、TZP/ZG)のボーイング787-9型機導入のスクープ(独自記事)でした。

787-9を導入するZIPAIR。写真は現行機787-8=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

第1位 【独自】ZIPAIR、787-9導入 フルフラットシート拡充視野 [1]

 ZIPAIRは、787-9の導入を決定。成田-ヒューストン線が就航した4日にも発表する可能性がありましたが、親会社である日本航空(JAL/JL、9201)が月内に発表を予定している中期経営計画の中で正式発表する見通しです。機材の大型化で、目玉商品であるフルフラットシート「ZIP Full-Flat(ジップ・フルフラット)」の増席が可能になります。

 機体はJALが2024年7月のファンボロー航空ショーで正式に発注済みです。同年3月の会見で、赤坂祐二会長(当時社長)はAviation Wireの取材に対し、ZIPAIR向けに787-9の導入を検討していると明かしており、今回は正式にZIPAIRによる導入が決まりました。

 ちなみに先週はもう1本スクープがあり、「鴻池エアーホールディング、鹿児島空港のグラハン参入へ 3/8に企業説明会参加 [2]」です。地方ネタのスクープも取れることは、支局を持たない当紙としては重要なことです。