関西エアポート(KAP)は2月25日、ハンドリング業務を担うグループ会社のCKTSが社名を変更すると発表した。新社名は「関西エアポートアビエーションサービス」で、2026年4月1日に変更する。社名変更によりKAPグループであることをアピールし、ブランディングの強化を図りたい考え。
26年4月に社名を変更するCKTS=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
新社名は6月に開催予定の定時株主総会で正式決定する。変更するのは社名のみで、代表者や所在地は変更しない。
CKTSは、1994年の関西空港開港に合わせて営業を開始。関空のハンドリング業務を担い、ランプハンドリングや旅客ハンドリングなどを手掛け、2010年からは再国際化した羽田空港でも事業を展開している。2011年に社名をキャセイ関西ターミナルサービスから略称である現社名のCKTSに変更し、関空が民営化された2016年にKAPのグループ会社となった。2024年7月1日には、日本航空(JAL/JL、9201)出身の大貫哲也氏が社長に就任した。
また、神戸空港で貨物・手荷物の搬送や航空機への搭降載を担当するグランドハンドリング(グラハン)を担う新会社「神戸エアポートアビエーションサービス」を3月3日付で設立。神戸空港で4月から始まる国際チャーター便の運航に合わせたもので、ヒト・コミュニケーションズ(ヒトコム、東京・東池袋)と共同で設立する(関連記事 [1])。新会社の社長には大貫社長が就く。
・関西エアポート、神戸空港にグラハン新会社 CKTSとヒトコム合弁 [1](25年2月26日)
・CKTS、新社長に大貫AGP前社長 [4](24年5月30日)
・全国のグラハン50社、系列の垣根越え「空港グランドハンドリング協会」設立 [5](23年8月25日)
・関空、日本初の保冷ドーリー運用開始へ 医薬品輸送で [6](12年8月20日)
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