日本航空(JAL/JL、9201)傘下の商社JALUX(ジャルックス)は、JALのビーフカレーなどオリジナルの食品類を、JR品川駅改札内の商業施設「エキュート品川」で販売を始めた。1月20日から2月2日まで。初日の今日は、カレーが開店1時間で残り1個となり、人気の高さが伺えた。

JR品川駅の販売スペースで「JAL特製オリジナルビーフカレー」を手にする販売スタッフ=25年1月20日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
今回販売するのは、羽田・成田の国際線JALラウンジで提供している人気メニュー「JAL特製オリジナルビーフカレー」や、カップ麺「うどんですかい」、機内で提供しているコンソメスープをイメージしたスナック菓子「じゃがスティック」、納豆の粘り気を揚げて取り去った「JALドライなっとう」など。JALUXが手掛ける十勝発のスイーツブランド「トカチカラ」をはじめ、北海道からJAL便で空輸した海鮮弁当などもそろえている。
JALUXは、カレーなどオリジナル食品のブランドを「JAL SELECTION(JALセレクション)」として2023年12月にリニューアル。今回のイベントを担当する同社加工食品部加工食品課の山本栄・上席主任によると、JALセレクションとして販売イベントを開催するのは初めてで、空港に行かないと食べられないカレーを駅で購入できるようにしたといい、羽田空港へ向かう人が多い品川駅を初開催の場に選んだ。

JR品川駅のエキュート品川に設けられたJALセレクションの販売コーナー=25年1月20日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
オープンから1時間が過ぎた午前11時。20個用意した初回分のカレーは残り1個と、すぐに売れてしまった。「こんなに売れるとは思わなかったです」と驚き、山本さんは追加分を手配していた。冷凍食品のため、店頭に準備できる数に限りがあり、初日は様子見で用意したが、1人で2個から4個とまとめ買いをする人が多く、想定よりも在庫の減りが速かったという。週末にかけて、なるべく多くのカレーを用意したいと話していた。
場所はJR品川駅改札内のエキュート品川1階「マーケットスクエア」。営業期間は1月20日から2月2日までで、時間は月曜から土曜が午前10時から午後10時、日曜と祝日は午前10時から午後8時30分、最終日は午前10時から午後7時まで。

JR品川駅の販売スペースで「JAL特製オリジナルビーフカレー」を手にする販売スタッフ=25年1月20日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

開店1時間で残り1個になった「JAL特製オリジナルビーフカレー」=25年1月20日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

JR品川駅の販売スペースに並ぶ「うどんですかい」や「JALドライなっとう」=25年1月20日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

JR品川駅の販売スペースに並ぶ北海道からJAL便で空輸した弁当=25年1月20日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

JALセレクションの販売コーナーが設けられたJR品川駅のエキュート品川=25年1月20日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
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