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エチオピア航空、777Xを最大20機発注

 ボーイングは現地時間3月5日(日本時間6日)、エチオピア航空(ETH/ET)が次世代大型旅客機777Xを最大20機発注すると発表した。確定発注は777-9が8機で、残り12機はオプションとなる。アフリカの航空会社が777Xを発注するのは初めて。

エチオピア航空の777X(イメージ、ボーイング提供)

 777の後継機となる777Xは、メーカー標準座席数が2クラス395席の777-8と426席の777-9の旅客型2機種、最大積載量(ペイロード)118トンの貨物型777-8Fの計3機種で構成。開発は777-9から進められている。

 エチオピア航空は777Xのほか、787-9を11機と737 MAXを20機の計31機を追加発注する契約について、ドバイ航空ショー会期中の2023年11月にボーイングと合意している。同時にエアバスとは、A350-900型機を11機追加発注する覚書(MoU)を締結している。

 一方、2022年3月にMoUを締結した5機の777-8Fについては、1月末時点のボーイングの受注リストに記載されていない。

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