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フライドバイ、787-9を30機導入へ 初の双通路機、26年に初号機

 ボーイングは現地時間11月13日、アラブ首長国連邦のドバイを拠点とするLCCフライドバイ(FDB/FZ)が787-9型機を30機購入することで合意したと発表した。カタログ価格で総額110億米ドル(約1兆6692億円)。同社の機材はナローボディー(狭胴・単通路)の737のみで、ワイドボディー(広胴・双通路)は初導入となる。

フライドバイの787-9(イメージ、ボーイング提供)

 開幕したドバイ航空ショーで発表した。初号機は2026年に受領する見通し。GE製GEnx-1Bと英ロールス・ロイス製トレント1000の2種類から選べるエンジンは、今後選択する。

 フライドバイによると、同社の機材は737のみで80機保有している。内訳は737-800が30機、737 MAX 8が47機、737 MAX 9が3機。737 MAXの注残は130機以上で、2035年までに受領する見通し。

フライドバイの787-9(イメージ、同社提供)

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