- Aviation Wire - https://www.aviationwire.jp -

台風2号、2日は欠航180便超 沖縄・奄美中心に1.5万人影響

 大型の台風2号の影響で、6月1日は航空各社で沖縄方面を発着する国内線を中心に330便以上が欠航し、影響者数は約2万7000人にのぼった。あす2日も、沖縄や奄美方面発着の国内線を中心に全日本空輸(ANA/NH)、日本航空(JAL/JL、9201)、スカイマーク(SKY/BC、9204)、ソラシドエア(SNJ/6J)、ピーチ・アビエーション(APJ/MM)、ジェットスター・ジャパン(JJP/GK)の6社だけで188便の欠航が決まり、約1万5730人に影響が及ぶ見込み。

[1]

1日22時の台風2号の経路図(気象庁のサイトから)

 気象庁によると、台風2号は6月1日午後10時の時点で沖縄県那覇市の西南西約50キロを時速20キロの速さで北北東へ進んでいる。中心気圧は975ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は25メートル、最大瞬間風速は35メートルで、中心の南側650キロ以内と北側440キロ以内は風速15メートル以上の強風が吹いている。

ANA

 ANAでは、1日は那覇と宮古、石垣を発着する全便が欠航し、国内線112便が欠航。約8000人に影響が出た。2日は那覇を発着する一部便の欠航が決まり、国内線57便が欠航、影響者数は約4800人となる見込み。

JAL

 JALでは、1日は那覇と宮古、石垣を発着する全便が欠航し、国内線96便が欠航。約7210人に影響が生じた。2日は那覇を発着する一部便や、奄美大島、喜界島、徳之島、沖永良部、与論の5空港を発着する全便の欠航が決まり、国内線74便が欠航、影響者数は4400人になる見通し。

スカイマーク

 スカイマークでは、1日は那覇と下地島を発着する全便と、午後に奄美を発着する全便の計44便が欠航。約3400人に影響が出た。2日は奄美発着全便や、那覇と下地島発着の一部便の欠航が決まり、合わせて16便の欠航が決まり、約1550人に影響が及ぶ見込み。

ソラシドエア

 ソラシドでは、1日は那覇発着の全26便が欠航。約1450人に影響が出た。2日は那覇発着の一部便の欠航が決まり、計13便の欠航が決まり、約900人に影響が生じる見通し。

ピーチ

 ピーチでは、1日は那覇発着全便など国内線・国際線合わせて46便が欠航。5689人に影響が出た。2日は那覇や奄美を発着する計22便の欠航が決まり、約3336人に影響が及ぶ見込み。

ジェットスター・ジャパン

 ジェットスター・ジャパンでは、1日は那覇、下地島発着の国内線全14便が欠航。1424人に影響が出た。2日は那覇発着の計6便の欠航が決まり、約744人に影響が生じる見通し。

 そのほかの航空会社も、最新情報をウェブサイトなどで確認するよう呼びかけている。

関連リンク
台風情報 [2](気象庁)
運航の見通し [3](JAL)
運航の見通し [4](ANA)
スカイマーク [5]
運航状況 [6](スターフライヤー)
運航の見通し [7](エア・ドゥ)
ソラシド エア [8]
新着情報 [9](日本トランスオーシャン航空)
日本エアコミューター [10]
運航情報 [11](フジドリームエアラインズ)
アイベックス [12]
オリエンタルエアブリッジ [13]
運航情報 [14](ピーチ・アビエーション)
ジェットスター・ジャパン [15]
スプリング・ジャパン [16]

台風2号、6/1は欠航310便超で2.6万人影響 那覇は全便欠航 [17](23年5月31日)