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カンタス航空、羽田朝便に787-9 2路線成田へ移管、11/26増便

 カンタス航空(QFA/QF)は現地時間11月26日から、日本路線を増便する。シドニー-羽田線は1日2往復に増便し、このうち早朝に羽田へ着発する便にはボーイング787-9型機を投入する。また同日から、羽田着発のメルボルンとブリスベンの2路線を成田へ移管する。日本路線は現在3路線合わせて週14往復運航しており、増便後は週28往復に倍増する。

—記事の概要—
羽田-シドニー1日2往復
メルボルン・ブリスベンは成田へ

羽田-シドニー1日2往復

羽田-シドニー線へ投入するカンタス航空の787-9=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 現在のシドニー-羽田線は1日1往復で、早朝に羽田へ到着後に昼間は駐機し、夜に出発するスケジュールで運航している。増便後は昼間駐機をなくし、朝と夜に着発するパターンに変更。夜便はエアバスA330-300型機(2クラス297席:ビジネス28席、エコノミー269席)を継続し、朝便には新たに787-9(3クラス236席:ビジネス42席、プレミアムエコノミー28席、エコノミー166席)を投入する。

 朝便の運航スケジュールは、羽田行きQF25便がシドニーを午後9時45分に出発し、翌日午前5時25分着。シドニー行きQF26便は午前7時に羽田を出発し、午後6時50分に到着する。夜便は羽田行きQF59便がシドニーを午後0時20分に出発し、午後8時15分着。シドニー行きQF60便は午後10時に羽田を出発し、翌日午前9時55分に到着する。

メルボルン・ブリスベンは成田へ

 羽田着発のメルボルンとブリスベンの2路線は、11月26日から成田着発へ変更。いずれも1日1往復ずつに増便する。機材は移管前のA330-300を継続する。

 現在のメルボルン-羽田線は週4往復で、メルボルン発は火曜と水曜、金曜、日曜、羽田発は月曜と火曜、木曜、土曜に運航している。羽田着発は11月25日が最終日となる。

 成田移管後の運航スケジュールは、成田行きQF79便がメルボルンを午前9時25分に出発し、午後5時40分着。メルボルン行きQF80便は午後7時20分に成田を出発し、翌日午前7時45分に到着する。

 ブリスベン-羽田線は現在週3往復で、ブリスベン発を月曜と木曜、土曜、羽田発を水曜と金曜、日曜に運航している。羽田着は11月25日、羽田発は前日の24日が最終日となる。

 成田移管後の運航スケジュールは、成田行きQF61便がブリスベンを午前9時20分に出発し、午後5時30分着。ブリスベン行きQF62便は午後7時30分に成田を出発し、翌日午前5時45分に到着する。

11/26以降の運航スケジュール
シドニー→羽田
QF59 シドニー(12:20)→羽田(20:15)運航日:毎日
QF25 シドニー(21:45)→羽田(翌日05:25)運航日:毎日
*QF59便を増便

羽田→シドニー
QF26 羽田(07:00)→シドニー(18:50)運航日:毎日
QF60 羽田(22:00)→シドニー(翌日09:55)運航日:毎日
*QF26便を増便

メルボルン-成田
QF79 メルボルン(09:25)→成田(17:40)運航日:毎日
QF80 成田(19:20)→メルボルン(翌日07:45)運航日:毎日

ブリスベン-成田
QF61 ブリスベン(09:20)→成田(17:30)運航日:毎日
QF62 羽田(19:30)→ブリスベン(翌日05:45)運航日:毎日

関連リンク
カンタス航空 [1]

カンタス航空、羽田-シドニー1日2往復に メルボルン・ブリスベンは成田へ移管=冬ダイヤ [2](23年5月22日)
カンタス航空、羽田-ブリスベン就航 カンガルー”2頭”並ぶ [3](22年12月1日)
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