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ピーチ、中部・羽田-台北で弾丸往復運賃 国内17路線は日帰り0泊

 ピーチ・アビエーション(APJ/MM)は3月7日、中部-台北(桃園)と羽田-台北の2路線で「弾丸往復運賃」の販売を始めた。現地滞在時間は中部発が25時間、羽田発は36時間で、往復の運賃は中部線が1万8000円から、羽田線は1万9500円から提供する。このほか、国内17路線を対象とした日帰り往復用特別運賃「0泊弾丸運賃」も販売する。

—記事の概要—
台北滞在最大36時間
国内17路線は平日のみ

台北滞在最大36時間

台北線で弾丸往復運賃を設定するピーチ=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 台北の弾丸往復運賃は、中部線の日曜から木曜発が1万8000円、金曜と土曜発が2万3000円。就航日の3月27日発のみ1万2000円で販売する。羽田線は日曜から木曜発が1万9500円、金曜と土曜発が2万4500円。いずれも台北を翌日に出発する場合に適用する。中部発は台北着が午前1時台、台北発が午前2時台の深夜だが宿泊を伴わない「0泊」、羽田発は台北着が午前8時台、台北発が午後8時台のため現地泊が必要となる。

 2路線とも予約受付は7月11日午後11時59分まで、搭乗期間は4月9日から7月13日まで。ゴールデンウイーク期間中の4月27日から5月7日までは除外日となるものの、週末も対象となる。販売は搭乗2日前の午後11時59分まで。支払手数料や空港使用料などが別途必要で、座席数限定で売り切れ次第終了となる。

 羽田線の往復運賃は「シンプルピーチ」の場合2万9160円からで、今回の弾丸往復運賃は最大33%引き、中部線は2万8960円からで、最大38%引きで提供する。

 ピーチの羽田-台北線は2022年11月18日に再開。1日1往復運航している。中部-台北線はピーチ初の中部国際線で、3月27日に開設し1日1往復運航する。

国内17路線は平日のみ

 国内線の0泊弾丸運賃は、日帰り往復用の特別運賃で、朝便と夜便の組み合わせにより宿泊なしの短時間滞在の旅行ができる。対象は札幌(新千歳)、成田、中部、関西、福岡、那覇発の計17路線で、運賃は6400円から。一部路線を除き往復1万円以内で提供し、早朝便を利用することで、現地に最大で12時間45分滞在できる。

 対象搭乗期間は4月3日から6月30日の月曜から金曜の平日で、路線により異なる。6月28日まで販売する。

 ピーチはさまざまなテーマでの0泊弾丸旅を紹介する特設ページ「Peachの0博(ゼロはく)」を開設し、旅のプランも提案。宿泊を伴わない短時間滞在旅行の過ごし方を紹介している。予約は搭乗日の2日前まで。ピーチのウェブサイトのみで受け付け、同日中の往復利用が条件となる。

台北線の運航スケジュール
中部-台北
MM727 中部(23:15)→台北(翌日01:25)運航日:毎日
MM722 台北(02:25)→中部(06:30)運航日:毎日

羽田-台北
MM859 羽田(05:55)→台北(08:30)運航日:毎日
MM860 台北(20:25)→羽田(翌日00:40)運航日:毎日
*MM859便の台北着は月木のみ8:25

関連リンク
弾丸往復運賃 [1](ピーチ予約サイト)
台湾1泊弾丸 [2](Peach Aviation)
平日弾丸!0泊の旅 博覧会!Peachの0博 [3](Peach Aviation)
ピーチ・アビエーション [4]

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