航空自衛隊は10月24日、百里・新田原両基地で12月4日に開かれる航空祭の有料観覧席の申込受付を始めた。締切はいずれも11月6日午前0時で、応募多数の場合は抽選となる。
百里・新田原両基地の航空祭で有料観覧席を設ける航空自衛隊＝PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
百里基地は、エプロン地区のA席100席と消防庁舎屋上のB席30席で、いずれも1人1万円。新田原基地の有料観覧席は32席で、1人5000円。両基地とも応募資格は小学生以上で、1人で最大2人まで申し込める。小学生は高校生以上の人が同伴する必要がある。
当選者には11月11日までに電子メールで連絡する。
防衛省は4月19日、今年度開催の航空祭で試験的に有料観覧席を設けると発表。静浜・防府両基地を皮切りに、小松や11月開催の入間などで設けている。今後の財源確保の一環として、航空祭の有料化などを検討していくという。
関連リンク
百里基地航空祭における有料観覧席の応募要領等について [1]
新田原基地エアフェスタにおける有料観覧席の応募要領等について [2]
航空自衛隊 [3]
・小松基地、3年ぶり航空祭開催 ブルーインパルスやF-15が飛行展示披露 [4]（22年9月19日）
・防衛省、航空祭に有料観覧席 静浜・防府で試験運用 [5]（22年4月19日）