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仙台空港、展望デッキのエレベーター4カ月ぶり復旧 3月の地震影響

 仙台空港を運営する仙台国際空港会社は7月22日、展望デッキ「スマイルテラス」のエレベーターの運用を再開した。今年3月16日に発生した地震の影響による復旧作業を実施しており、4カ月ぶりに利用できるようになった。

展望デッキ「スマイルテラス」から見た仙台空港に駐機中の旅客機=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 スマイルテラスは4月29日に再開したが、3階と屋上階の往来は階段のみ利用でき、エレベーターは復旧作業が続いていた。

 仙台空港では、3月16日夜遅くに起きた福島県沖を震源とする地震の影響で、旅客ターミナルの大きな窓ガラスが割れるなどの被害が出た。震度5強を観測したものの滑走路などは無事で、一夜明けた17日は通常通り午前6時10分に開館し、始発から運航できたものの、館内では飲食店の食器が割れるなどの被害が出たため、段階的に営業を再開。発災3日後の19日には、3階のレストラン1店舗とスマイルテラスを除いて復旧に至った。

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