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C-130J、500機目納入 米空軍州兵基地に配備

 ロッキード・マーチンは現地時間3月15日、500機目の輸送機C-130J「スーパーハーキュリーズ」(95934)をこのほど納入したと発表した。米空軍州兵基地に配備された。

500機目のC-130J(ロッキード・マーチン提供)

 C-130Jは1996年4月に初飛行したC-130シリーズの最新型。500機目はウエストバージニア州チャールストンにあるマクラフリン空軍州兵基地の第130空輸航空団に配備された。同団は長年C-130を運用しており、既存機をC-130Jに更新している。

 500機目のC-130Jは長胴型のC-130J-30で、胴体を15フィート(4.6m)延ばした。これにより、人員と貨物を30%多く積め、物資の空中投下に使う「CDS(コンテナ・デリバリー・システム)」のバンドル数が50%増、降下部隊を44%増となる一方、乗員を3割削減できる。燃費は14%向上し、ペイロードと航続距離が20%向上、デジタルアビオニクスやデュアルHUD(ヘッドアップディスプレイ)の採用、整備不良報告の自動化などが行われている。

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