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ANA、国内線でも最新映画 機内エンタメ拡充

 全日本空輸(ANA/NH)は12月16日、電子雑誌や映画など機内エンターテインメントを21日から拡充すると発表した。電子版の旅行ガイドブック「るるぶ」を用意し、2022年1月からは国際線で上映している最新映画を国内線でも視聴できるようにする。年末年始の多客期に合わせてコンテンツを拡充することで、機内エンタメサービスの認知度と満足度向上を目指す。

機内エンターテインメントのコンテンツを拡充するANA=21年12月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 「るるぶ」はANAの国内線が就航する35都市に合わせた35冊を用意。ANAのスマートフォンアプリ「ANAアプリ」の電子書籍サービス「eライブラリ」で閲覧できる。また、通常はマイルの上級会員などのみeライブラリで利用できる新聞の電子版も、21日から1月31日まではすべての乗客が各紙を読み比べできる。

 今回の拡充では「空で読みふける」「空で学ぶ」「空で鑑賞する」の3つをコンセプトとした。「空で読みふける」ではeライブラリの雑誌・新聞を207種類に拡充。搭乗便の出発予定時刻の24時間前から到着予定時刻の24時間後まで、eライブラリで閲覧できる。

 「空で学ぶ」は、「ほぼ日の學校」会員限定の動画コンテンツを毎月9本用意。国際線の機内は1月1日から、国内線は2月1日から、各席の個人用モニターや乗客自身のスマートフォンやタブレットなどで視聴できる。

 「空で鑑賞する」では、ハリウッド映画や邦画の新作を国内線でも上映。1月1日から国内線の機内で邦画『東京リベンジャーズ』、2月1日から『007』最新作などを用意する。各席の個人用モニターや乗客自身のスマートフォンなどで視聴できる。

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