全日本空輸（ANA/NH）は10月8日、日本を出発する国際線旅客向けにPCR検査と陰性証明書をセットで提供できる医療機関の紹介を始めた。
国際線PCR検査を拡充するANA＝PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
同社の国際線航空券を購入した人が対象で、ANA便名の航空券であれば他社が運航するコードシェア便でも申し込める。航空券を購入後、専用サイト経由で提携医療機関のウェブサイトから申し込む。
オンライン診察を受け、唾液を採取して送付すると、陰性の場合は医療機関が受領後24時間以内に陰性証明書を電子メールで送付する。
税込み費用は唾液による検査が1万6060円（PCR検査費9900円、陰性証明書5500円、送料660円）、鼻咽頭による検査が1万5400円（PCR検査費9900円、陰性証明書5500円）。にしたんクリニックが検査する。
ANAは米国本土やハワイで帰国前PCR検査サービスを提供。国内線利用者向けやPCR検査のみ希望する人向けサービスも用意している。
関連リンク
海外・日本渡航時のPCR検査のご紹介 [1]（ANA）
Information about PCR Tests for International Travel from or to Japan [2]（ANA）
全日本空輸 [3]
・ANA、ワクチン証明で国内往復航空券 接種後押し、旅行需要を喚起 [4]（21年9月30日）
・ANA、帰国用PCR検査の対象拡充 LAやNYでも [5]（21年9月3日）
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