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トキエア、ATR72-600を2機リース契約 22年就航目指す

 新潟空港を拠点に就航を目指す低コスト地域航空会社「TOKI AIR(トキエア)」は、2機の仏ATR製ターボプロップ機ATR72-600型機のリース契約を、アイルランドの航空機リース会社ノルディック・アビエーション・コントラクターと9月29日付で締結した。就航は2022年を予定している。

ATR72-600(ATR提供)

 座席数は1クラス72席で、MSN(製造番号)は1565と1620。国土交通省の登録記号(機番)は初号機がJA01QQ、2号機がJA02QQを予約申請している。QQはトキエアのシンボルであるトキの顔をモチーフにしたという。リース期間は2022年春先を予定している納入日から10年間となる。

 ATR72-600は、日本国内では日本航空(JAL/JL、9201)のグループ会社で鹿児島空港を拠点とする日本エアコミューター(JAC/JC)が初導入し、2018年12月1日から運航している。

 ATRはエアバスと伊アレニア・アエルマッキの共同事業体として、1981年に設立されたリージョナル機メーカー。日本市場では、天草エアライン(AHX/MZ)がATR機を初導入し、2016年2月20日にATR42-600(1クラス48席)を就航させた。その後、日本エアコミューターがATR42-600(同48席)とATR72-600(同70席)を導入。2020年4月には、JALグループで札幌の丘珠空港を拠点とする北海道エアシステム(HAC、NTH/JL)が、ATR42-600(同48席)を就航させた。

関連リンク
TOKI Aviation Capital [1]
Nordic Aviation Capital [2]
ATR 日本語版ウェブサイト [3]

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