全日本空輸（ANA/NH）は7月1日、同社のスマートフォンアプリ「ANAアプリ」の電子書籍サービス「eライブラリ」で新たに30種類の新聞を閲覧できるようにした。搭乗便出発予定時刻の24時間前からコンテンツをダウンロードして閲覧できる。
ANAアプリで提供する新聞のイメージ（ANA提供）
30紙のうち、日本語の新聞は朝日（朝刊）、産経（朝夕刊）、日本経済新聞（朝夕刊）、毎日（朝刊）、読売（朝刊）の5紙。外国語は13カ国5言語25紙で、米USAトゥデー（USA Today）や英ガーディアン（The Guardian）、仏レゼコー（Les Echos）などを提供する。
利用対象者は、国内線はANA便名で予約した乗客のちプレミアムクラス利用かマイルの上級会員、国際線はANA運航便をANA便名で予約した乗客のうちファーストクラス、ビジネスクラス、プレミアムエコノミー利用かマイルの上級会員となる。
ANAは新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の影響もあり、機内で新聞や雑誌の提供を中止。機内誌もANAアプリで閲覧できるようにし、同アプリでは1年分のバックナンバーも含めた機内誌や、130種類以上の雑誌を提供してきたが、要望の多い新聞についてもサービス対象に加えた。
関連リンク
全日本空輸 [1]
・ANA、夏冬ボーナス見送り 62年以降で初 [2]（21年6月30日）
・片野坂社長「国内線は今年度末にコロナ前水準」ANAHD株主総会 [3]（21年6月29日）
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