ZIPAIR（ジップエア、TZP/ZG）は4月22日、予約システムの障害が21日午後から発生していると発表した。国内のLCCでは、ピーチ・アビエーション（APJ/MM）も21日から予約システムの障害が発生しており、両社とも新規予約や変更、取り消しなどができない状態が続いている。
予約システム障害が発生したZIPAIR＝PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire
ZIPAIRの予約システム障害は、21日午後1時ごろから発生。22日午後6時時点で復旧しておらず、原因などもわかっていない。同社ではシステムの開発業者と原因を調査している。
フライトは通常通りの運航を予定しており、予約を持っている搭乗希望者は空港で手続きできる。
＊Radixxがマルウェアが原因と発表。記事はこちら [1]。
＊ZIPAIRとピーチは同じ米国製予約システムを導入しており、障害が発生。記事はこちら [2]。
関連リンク
ZIPAIR [3]
・ピーチとZIPAIRの予約システム障害、米開発元がマルウェア感染 Radixxが声明 [1]（21年4月23日）
・LCC向け予約システムがダウン ピーチやZIPAIRも導入、米Radixx Resに障害 [2]（21年4月22日）
・ピーチ、予約システム障害続く 購入や変更不可、払戻で対応 [4]（21年4月22日）
・ZIPAIR、アジア2路線開設へ 3号機は今年後半 [5]（21年4月7日）