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FDA、20日に富士山遊覧フライト 小牧発着、追加で操縦席見学も

 フジドリームエアラインズ(FDA/JH)は9月7日、富士山を上空から眺める遊覧フライトを20日に実施すると発表した。県営名古屋空港(小牧)を発着し、格納庫や操縦席などを見学するオプショナルツアーも用意する。

富士山上空の遊覧フライトを実施するFDA=PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 20日の「富士山遊覧フライト」は午後1時に小牧を出発し、午後2時30分ごろに戻る。午後0時15分に集合し、記念撮影後の午後2時40分ごろに解散となる。ツアー参加者には搭乗証明書とぬいぐるみのほか、空港に隣接する愛知県の「あいち航空ミュージアム」の入場券をプレゼントする。

 オプショナルツアーは午後2時40分ごろから午後4時20分ごろまで。格納庫と客室訓練施設のほか、機体見学もできる。機体見学では操縦席も公開し、整備士やパイロット、客室乗務員との記念撮影後に解散となる。

 8日午後3時から、専用サイトで販売する。最少催行人員は50人。FDAの機材は2-2配列で2席ずつ販売し、1人の場合は2席、3人の場合は4席用意する。

富士山を撮影するFDAのチャーター便の参加者=18年8月5日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 参加料金は1人3万8000円、2人2万1000円、3人2万5000円。オプショナルはそれぞれ4500円追加となる。また、福岡と熊本、出雲、青森を発着する日帰りプランも用意。いずれも観光庁が進めている「Go To トラベル事業」の対象ツアーとなる。

 航空各社は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により、国際線を中心に大幅な運休が続いている。地上待機となっている機材を活用しチャーターを実施することで、収入源の確保を狙う。

 全日本空輸(ANA/NH)は、成田-ホノルル線に投入する総2階建ての超大型機エアバスA380型機「FLYING HONU(フライング・ホヌ)」による遊覧飛行を8月22日に実施。9月20日には第2弾も計画している。日本航空(JAL/JL、9201)は9月26日に成田を発着する周遊チャーターを企画し、国際線用のボーイング767-300ER型機「スカイスイート767(SS6)」を投入する。スターフライヤー(SFJ/7G、9206)は、小型プラネタリウムを機内に持ち込み、上空で鑑賞する企画フライトを10月17日に計画する。

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