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ピーチ、成田初の「ひがし北海道」路線 釧路へ1日1往復

 ピーチ・アビエーション(APJ/MM)は8月1日、成田-釧路線の運航を開始した。ピーチの成田発着の国内線は、同日に開設した宮崎線を含め10路線に拡大。また、成田からの釧路を含む「ひがし北海道」への路線は初就航となる。

成田発釧路行きMM591便初便を見送るピーチの森CEO(左)ら=20年8月1日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 1日1往復を運航する。スケジュールは各日共通で、釧路行きMM591便は成田を午後0時55分に出発し、午後2時45分に到着。成田行きMM592便は午後3時25分に釧路を出発し、午後5時25分に着く。

 初便となった1日の釧路行きMM591便(エアバスA320型機、登録記号JA824P)は、出張中だった釧路市の蝦名大也市長を含む157人(うち幼児2人)が搭乗。ピーチの森健明CEO(最高経営責任者)や客室乗務員らが新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大防止をアピールする横断幕を持ち、釧路へ向かう旅客を見送った。

 同便は定刻より5分早い午後0時50分に出発。搭乗ゲートで予定していた就航記念のフライトタグ配布は、新型コロナ拡大防止のため、機内での配布に切り替えた。

 ピーチの釧路就航は、2018年8月1日に開設した関西線に続き2路線目。当時、ひがし北海道初のLCC就航となった。関西-釧路線の開設日には、釧路を含む周辺自治体の首長が関西空港にあるピーチの本社を訪れ、釧路のほか、道内の就航地拡大を求めた。

成田発釧路行きMM591便初便の乗客を見送るピーチの森CEO(右)=20年8月1日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

新型コロナの感染拡大防止を横断幕でアピールするピーチの森CEO(右から2人目)ら=20年8月1日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

成田発釧路行きMM591便初便を見送るピーチの森CEO(左から2人目)ら=20年8月1日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

運航スケジュール
MM591 成田(12:55)→釧路(14:45)
MM592 釧路(15:25)→成田(17:25)

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