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キャセイパシフィック航空、関空運休継続 成田増便も延期

 キャセイパシフィック航空(CPA/CX)は、6月21日に再開予定の香港-関西線について運休を継続する。同日から増便予定だった香港-成田線は、増便を後ろ倒しする。

香港-関西線の運休を継続するキャセイパシフィック航空=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 香港-関西線は通常1日5往復運航している。6月21日の再開後は1日1往復運航を予定していた。1日最大6往復の香港-成田線は、現在火曜と木曜、土曜の週3往復に減便。6月21日からは1日1往復に増便予定だったが、増便を7月12日に変更する。

 キャセイパシフィック航空と傘下のキャセイドラゴン航空(HDA/KA)は、日本路線を7路線運航している。羽田と関西、中部、福岡、札幌、那覇の6路線は、7月も運休を継続する。

 日本路線以外では、6月28日の週からムンバイとデリー、トロント線を運航。7月12日の週からは成都や福州、杭州、ソウル、フランクフルト線などを追加する。通常時と比較した座席供給量は6月が約4%、7月が約9%となる。

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