日本航空（JAL/JL、9201）は3月27日、29日から始まる夏ダイヤの国際線について、運航計画を追加で見直したと発表した。対象期間は29日から4月30日までで、計画していた60路線5148便のうち、今回発表分を合わせると72％に当たる58路線3689便を運休・減便する。また、4月2日と7日に東京－ソウル間の移動手段として、成田－ソウル（仁川）間の臨時便を1往復ずつ運航する。
国際線の運航計画を見直すJAL＝PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
今回発表したのは、東南アジア路線が成田－ハノイ線と羽田－デリー線、中国路線が羽田－北京線、関西－上海線、成田－大連線、韓国路線が羽田－ソウル線の計6路線の計画見直し。入国制限や帰国需要などにより、片道のみ乗客を乗せる便もある。
成田－ハノイ線（JL751/752）は、ハノイ行きJL751便のみ3月29日から31日まで運休し、復路の成田行きJL752便は運航。4月11日から30日までは週7往復（1日1往復）の計画から週3往復（水金日）に減便する。羽田－デリー線（JL39/30）は3月29日から運休するが、羽田行きJL30便は29日から4月2日まで運航する。
羽田－北京線（JL21/22）は29日から4月5日まで運休。関西－上海（浦東）線は（JL891/894）29日から4月5日まで運休し、6日から30日は週7往復を週3往復（月水金）に減便する。成田－大連線（JL827/828, JL829/820）のうち、JL827/828便は3月29日のみ運航を継続し、JL829/820便は3月29日から運休するが、4月5日のみ運航する。
羽田－ソウル（金浦）線（JL91/92）は、29日から4月7日まで運休。8日から30日までは週7往復を週4往復（火木土日）に減便し、4月29日も運航する。2日と7日に運航する成田－ソウル間の臨時便は、仁川行きJL8951が成田を午後0時30分に出発して、午後3時着。成田行きJL8952便は午後4時30分に出発し、午後7時に到着する。
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