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ルフトハンザ、A380一時運航停止も グループ便最大半減検討

 ルフトハンザ ドイツ航空(DLH/LH)は、総2階建ての超大型機エアバスA380型機の一時運航停止を検討するなど、今後数週間でグループ全体の運航便数を最大50%削減する。中国から感染が拡大した新型コロナウイルス(COVID-19)の影響によるもの。

運航を一時停止する可能性が出てきたルフトハンザのA380=PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 ルフトハンザのA380は14機で、フランクフルトとミュンヘンを拠点に運航。一時的に運航を停止できる範囲を調査しているという。

 雇用面では解雇を回避するため、無給休暇や有給休暇の活用など進める。現時点で収益への影響を見積もることは不可能だとし、19日の会見で主要な財務情報を開示する見通し。

 グループ全体で運航計画を見直す場合、ルフトハンザ本体のほか、スイス インターナショナルエアラインズ(SWR/LX)やオーストリア航空(AUA/OS)などにも影響が及ぶ可能性がある。

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Lufthansa Group [1]

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