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FDA、神戸-高知12月就航へ JALと共同運航、1日2往復

 フジドリームエアラインズ(FDA/JH)は9月30日、神戸-高知線を12月20日に開設すると発表した。3路線目の神戸路線で、1日2往復運航する。

12月に神戸-高知線を開設するFDA=PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 神戸発を午前と夜に設定する。午前発の運航スケジュールは、高知行きJH821便が神戸を午前7時5分に出発し、午前7時55分に到着する。神戸行きJH822便は午前8時40分に高知を出発し、午前9時25分に着く。

 夜発となる高知行きJH827便は、午後6時20分に神戸を出発し、午後7時10分に到着。神戸行きJH828便は午後7時55分に神戸を出発し、午後8時40分に着く。いずれも日本航空(JAL/JL、9201)とコードシェア(共同運航)する。機材はエンブラエル170(E170、1クラス76席)かE175(同84席)を投入する。

 FDAは冬ダイヤが始まる10月27日に、神戸へ就航する。同社初の関西圏への定期便で、同日に松本線と出雲線の2路線を開設。松本線は1日1往復、出雲線は10月27日から12月19日まで1日2往復、高知線開設後の12月20日から2020年3月28日までは1日1往復の運航となる。高知線は神戸3路線目となる。

 また高知路線は現在、県営名古屋(小牧)から1日3往復運航。神戸からの乗り入れにより2路線に拡大する。

 関西と伊丹、神戸の3空港が果たす役割について、自治体や国土交通省航空局(JCAB)、地元財界などが議論する「関西3空港懇談会」(座長・松本正義関西経済連合会会長)は今年5月11日に、神戸空港の将来的な規制緩和で合意。2021年ごろまでに、現在は午前7時から午後10時までの運用時間を1時間延長し、午後11時までの16時間に拡大する。発着枠も拡大し、従来の1日60便(30往復)を80便(40往復)に増やす。

運航スケジュール
神戸→高知
JH821/JL2621 神戸(07:05)→高知(07:55)
JH827/JL2627 神戸(18:20)→高知(19:10)

高知→神戸
JH822/JL2622 高知(08:40)→神戸(09:25)
JH828/JL2628 高知(19:55)→神戸(20:40)

関連リンク
フジドリームエアラインズ [1]
神戸空港 [2]

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