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スクート、787上級クラス「スクートPlus」に名称変更

 シンガポール航空系LCCのスクート(TGW/TR)は、ボーイング787型機に設定する足もとの広い座席「スクートビズ」について、現地時間9月2日から名称を「スクートPlus」に変更した。カテゴリーを従来のビジネスクラスからプレミアムエコノミーにすることで、分かりやすく親しみやすいサービスの提供を目指す。

スクートの787-9に設定する「スクートPlus」=PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 機体前方にあるスクートPlusは2-3-2配列の座席で、シートピッチは38インチ(96センチ)、幅は22インチ(56センチ)。787-9には35席、2種類ある787-8のうち、パイロットと客室乗務員が休憩する「クルーレスト」を備える機材には18席、クルーレストのない機材には21席を設定する。

 スクートPlusの利用客は優先的にチェックインでき、優先搭乗も可能。機内食を提供するほか、座席には電源を導入し、30メガまで利用できる機内Wi-Fiも備える。

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スクートPlus [1]

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