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ボーイング、787の試験飛行実施 新バッテリーシステム検証

 ボーイングは3月25日(現地時間、以下同)、787型機の試験飛行を同社が保有するLOTポーランド航空(LOT)へ引き渡す予定の機体で行ったと発表した。

25日、ペインフィールドを離陸するLOTへ引き渡し予定の787(ボーイング提供)

 同機は25日午後0時11分に米ワシントン州エバレットのペインフィールドを出発し、午後2時20分に着陸。約2時間の試験飛行を行った。

 今回の試験飛行は、機体の全システムが設計通りに機能するかを検証するためのもので、通常ボーイングが生産後に行うもの。通常の項目に加えて改善が行われた新しいバッテリーシステムのデータを収集し、設計通りに機能するかを実証する。試験飛行はもう一度行われる予定で、米国連邦航空局(FAA)では試験飛行の結果を踏まえて運航再開の可否を判断する。

関連リンク
Boeing [1]
ボーイング・ジャパン [2]
FAA [3]

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