- Aviation Wire - https://www.aviationwire.jp -

大分県とANA、アバターで家族交流の実証実験 県民モニター募集

 大分県とANAホールディングス(ANAHD、9202)は、遠隔操作による移動やコミュニケーションに特化したアバター「Beam」を用いた実証実験を、7月に大分県内で実施する。

アバターの実証実験を羽田空港で行ったANA(資料写真)=18年3月 PHOTO: Yoshikazu TSUNO/Aviation Wire

 県内に住む高齢者と遠方に住む家族との交流などの用途を想定。用途や効果を検証する県民モニターを6月7日まで募集し、実証実験を7月1日から31日まで行う。

 全日本空輸(ANA/NH)を傘下に持つANAHDは、2018-2022年度の中期経営戦略でアバター事業を新しい未来を創る取り組みの一環と位置づけ、大分県を実証実験の場に選定している。

関連リンク
遠隔操作ロボット「アバター」利用モニターの募集!! [1](大分県)
ANA AVATAR VISION [2]

ANA、アバター事業始動 遠隔操作で接客、釣りや素潜り体験も [3](18年4月9日)
JAL、遠隔操作ロボットで空港案内の実証実験 在宅勤務で案内も [4](19年4月24日)
ANA、VRで客室乗務員の訓練 NEC開発、緊急事態を再現 [5](19年3月26日)