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ANA、エコノミーとプレエコに有料機内食追加 4月から欧米便

 全日本空輸(ANA/NH)は、日本発国際線のプレミアムエコノミーとエコノミークラスに、有料機内食メニューを新設する。従来から提供している無料メニューに加えることで、乗客の選択肢を増やす。

ANAがプレエコとエコノミーで新たに提供する有料機内食メニューの洋食(同社提供)

 提供するのは、ホノルル線を除く日本発の欧米路線。価格は2500円で和食と洋食を用意し、出発の24時間前まで予約を受け付ける。予約開始は4月を予定している。

 メニューは、アペタイザー(前菜)が「海老とスモークサーモン コッパハムの取り合わせ」、メインディッシュは和食が「金目鯛の煮付け」、洋食が「国産牛のハンバーグ」、デザートが「ピエール・エルメ・パリ監修のデザート」などを予定している。

 海外の航空会社では、エールフランス航空(AFR/AF)などが、有料機内食メニューを導入。食事をグレードアップしたい乗客のニーズに応じている。

 ANAでは、3月1日から国際線で新しい機内サービスを順次スタートさせる予定で、有料機内食もこの一環。ビジネスクラスでは、メニューの事前予約サービスを従来のANAマイレージクラブ(AMC)会員限定から、利用者全員に拡大するほか、搭乗便以外で提供しているメニューも指定できるようにする。

 また、ファーストクラスとビジネスクラスでは、和食器にモダンタイプのものを導入。食事を視覚的に楽しんでもらう。寝具や機内アメニティも、3月1日からリニューアルする。

ANAがプレエコとエコノミーで新たに提供する有料機内食メニューの和食(同社提供)

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