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マリンド・エア、札幌3月就航 台北経由で週3往復、クアラルンプールから

 国土交通省航空局(JCAB)は2月15日、マレーシアのマリンド・エア(MXD/OD)から出されていた外国人国際航空運送事業の経営許可申請を許可した。同社は3月23日から、台北(桃園)経由のクアラルンプール-札幌線を開設する。

3月に台北経由のクアラルンプール-札幌線を開設するマリンド・エア=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 同路線は火曜と水曜、土曜の週3往復で、ボーイング737-800型機(2クラス162席:ビジネス12席、エコノミー150席)を投入する。

 運航スケジュールは、札幌行きOD888便はクアラルンプールを午前7時40分に出発し、台北に午後0時30分に着く。午後1時45分に台北を出発し、札幌には午後6時20分に到着する。クアラルンプール行きOD889便は、札幌を午後7時に出発し、午後10時40分に台北に到着。翌日午前0時5分に台北を出発し、クアラルンプールには午前4時55分に到着する。

 マリンド・エアはインドネシアのLCC、ライオン・エア(LNI/JT)を擁するライオングループ傘下の航空会社で、2013年3月22日に運航を開始。現在はクアラルンプールと、近郊のスバンを拠点にマレーシア国内のほか、タイやインドネシア、シンガポールなど、近隣諸国に乗り入れている。

 2017年5月17日には、マリンド・エアが受領したボーイング737 MAX 8(登録記号9M-LRC)の納入1号機が、シアトルのボーイング・フィールド(キング郡国際空港)からクアラルンプールへ向かう途中、成田空港に寄港した。

 ライオングループでは、タイのタイ・ライオン・エア(TLM/SL)が初の日本路線となるバンコク(ドンムアン)-成田線を、2018年12月7日に週7往復(1日1往復)で就航。2路線目となる福岡線を2月15日に1日1往復で、3路線目の中部(セントレア)線を3月8日に週5往復で、4路線目の関西線を3月28日から週5往復で、それぞれ開設する。

運航スケジュール
OD888 クアラルンプール(07:40)→台北(12:30/13:45)→札幌(18:20)運航日:火水土
OD889 札幌(19:00)→台北(22:40/翌日00:05)→クアラルンプール(04:55)運航日:火水土

関連リンク
Malindo Air [1]
国土交通省 [2]

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