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エミレーツ航空、A380導入10周年 受注半数近く占める

 エミレーツ航空(UAE/EK)は、エアバスA380型機の導入10周年を迎えた。これまで11万5000便を運航し、1億500万人以上が利用した。A380の総受注のうち、半数近い48.9%をエミレーツ1社で占めている。

導入から10周年を迎えたエミレーツ航空のA380=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 エミレーツは2008年7月28日に、A380の初号機(登録番号A6-EDA)を独ハンブルクで受領。同年8月1日からドバイ発ニューヨーク行きに投入し、運航を開始した。

 日本では3路線のうち、ドバイ-成田線に2012年7月から2013年5月まで投入。2017年3月26日から再投入し、これまでに43万7500人以上が利用した。今年10月28日からは、関西線にも導入する。

 エミレーツのA380は、座席数が3クラス489席(ファースト14席、ビジネス76席、エコノミー399席)と、3クラス517席(ファースト14席、ビジネス76席、エコノミー427席)、2クラス615席(ビジネス58席、エコノミー557席)が主要レイアウトとなる。

 7月末現在、エアバス全体では331機受注し、229機引き渡し済み。エミレーツはこのうち162機を発注し、104機を受領している。発注量の48.9%、引き渡し済みの45.4%をエミレーツが占めている。

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