- Aviation Wire - https://www.aviationwire.jp -

JALとハワイアン航空、共同事業へ ATI申請

 日本航空(JAL/JL、9201)とハワイアン航空(HAL/HA)は6月15日、日本-ハワイ線での独占禁止法適用除外(ATI)を、国土交通省と米国運輸省(DOT)に申請したと発表した。認可されると、共同事業(JV)を展開できるようになる。

日本-ハワイ線でのATIを申請したJALとハワイアン航空=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 両社は2017年9月26日、包括的業務提携契約を締結。今年夏ダイヤ初日の3月25日から、コードシェア(共同運航)とラウンジの相互利用を始めた。

 JALは、ハワイアンが運航する日本-ハワイ間の全便のほか、ホノルルとコナを発着するハワイ州内路線の多くの便でコードシェアを実施。一方、ハワイアンはJALが運航する日本-ハワイ間の全便のほか、羽田と成田、関空、新千歳を発着する国内線と、シンガポールやホーチミンシティなどの東南アジア路線でコードシェアを行っている。

関連リンク
日本航空 [1]
ハワイアン航空 [2]
国土交通省 [3]
U.S. Deparatment of Transportation [4]

JALとハワイアン航空、コードシェア開始、成田2タミに集結 [5](18年3月26日)
JAL、ハワイアン航空と提携 18年3月からコードシェア、特典航空券やマイルも [6](17年9月26日)

特集・JALとハワイアン強者連合誕生
前編 植木社長「大変厳しい競争になる」 [7](17年9月27日)
後編 「破綻のまっただ中。お断りせざるを得なかった」 [8](17年9月28日)