- Aviation Wire - https://www.aviationwire.jp -

仙台空港、旅客数が過去最高343万人 17年度

 仙台空港を運営する仙台国際空港会社は4月2日、2017年度の旅客数が過去最高となる前年度比8.7%増の343万8630人になったと発表した。2006年度以来、11年ぶりに記録を更新した。

17年度の旅客数が過去最高343万人となった仙台空港=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 仙台空港は、2016年7月1日に民営化。2016年度の旅客数は316万2597人で、内訳は国内線が293万7046人、国際線が22万5551人だった。2017年度は、国内線が前年度比7.5%増の315万8243人、国際線が24.3%増の28万387人だった。

 2017年7月1日にスカイマーク(SKY/BC)が再開した神戸線や、ピーチ・アビエーション(APJ/MM)が9月24日に開設した札幌線と翌25日就航の台北(桃園)線などが、旅客数を押し上げた。

 これまでの最高記録だった2006年度は338万7463人で、国内線が304万7955人、国際線が33万9508人。訪日需要が旺盛なことから、空港会社では、2018年度の旅客数は国内線338万人と国際線30万人の計369万人を計画している。

 4月20日からは、フジドリームエアラインズ(FDA/JH)が乗り入れる。同社の定期便就航は初めて。出雲-仙台線をエンブラエル170型機(E170、76席)かE175(84席)で、1日1往復運航する。

関連リンク
仙台国際空港 [1]

JAL、仙台-福岡就航40周年 TDAが78年開設 [2](18年3月2日)
FDA、出雲-仙台4月就航 1日1往復 [3](18年1月16日)
仙台空港の年末年始、総旅客数7.2%増 7万人 [4](18年1月5日)
ピーチ、仙台-札幌就航 第3拠点化、井上CEO「路線拡大する」 [5](17年9月24日)
仙台空港、民営化1周年 岩井社長「闇鍋が少し見えるようになる」 [6](17年7月3日)
スカイマーク、仙台復活 神戸へ1日2往復、撤退路線初の再開 [7](17年7月1日)