スターフライヤー（SFJ/7G、9206）は1月1日、初日の出フライトを羽田空港と本社のある北九州空港で開催し、抽選で選ばれた参加者を無料招待した。
スターフライヤーの初日の出フライト0101便から見た初日の出＝17年1月1日 PHOTO: Youichi KOKUBO/Aviation Wire
スターフライヤーは、2015年から無料招待による初日の出フライトを北九州で実施。好評だったことと昨年3月16日に就航10周年を迎えたことから「サンライズフライト2017」と題し、今回は初めて羽田でも開催した。
3回目となる北九州便は2500人の応募があり、抽選で選ばれた43組113人が搭乗。羽田便は1700人の応募者の中から選ばれた、39組103人が招かれた。
機材は10機あるエアバスA320型機（1クラス150席）のうち、昨年12月に受領したばかりでもっとも新しい通算14号機（登録番号JA24MC）を使用。初日の出フライトの0101便は、午前6時2分に羽田の1番スポットを出発。同15分にD滑走路（RWY05）から離陸し、千葉県の銚子沖上空で初日の出を鑑賞した。
その後は伊勢神社上空を旋回し、羽田のA滑走路（RWY34L）へ午前8時28分に着陸。オープンスポットの602番スポットへ同36分に到着した。機長は堀田晋吾さんが、先任客室乗務員は谷中美和さんが務めた。
スターフライヤーの初日の出フライト0101便から見た富士山＝17年1月1日 PHOTO: Youichi KOKUBO/Aviation Wire
搭乗時には2種類から選べる朝食などが用意され、降機後は手作りのしめ縄やアルバムなどのおみやげが手渡された。
スターフライヤーは現在、A320で羽田－北九州線、福岡線、関西線、山口宇部線と、中部－福岡線の5路線を運航。2006年3月16日に就航し、昨年10周年を迎えた。11月には、国内最大級の顧客満足度調査「2016年度版JCSI（日本版顧客満足度指数）調査」のうち、国内航空会社と新幹線で構成される「国内長距離交通」で、第1位を8年連続で獲得している。
会社設立記念日の12月17日からは、客室乗務員と地上係員が2代目制服の着用を開始。今回は新制服初の初日の出フライトとなった。
＊写真は22枚。
＊写真特集はこちら [1]。
スターフライヤーの初日の出フライト0101便の航路＝17年1月1日 PHOTO: Youichi KOKUBO/Aviation Wire
羽田空港の1番搭乗口前に並ぶ初日の出フライト0101便のクルー＝17年1月1日 PHOTO: Youichi KOKUBO/Aviation Wire
羽田空港の1番搭乗口前で出発前に挨拶するスターフライヤーの堀田機長＝17年1月1日 PHOTO: Youichi KOKUBO/Aviation Wire
搭乗前に招待客が4種類から選べたラスクロを手にするスターフライヤーの地上係員＝17年1月1日 PHOTO: Youichi KOKUBO/Aviation Wire
初日の出フライト0101便の招待客を搭乗橋で出迎えたスターフライヤーの地上係員や社員＝17年1月1日 PHOTO: Youichi KOKUBO/Aviation Wire
搭乗時に配られた升などの記念品＝17年1月1日 PHOTO: Youichi KOKUBO/Aviation Wire
LEDによるメッセージ「こころからありがとうを込めて」を掲げ初日の出フライト0101便を見送るスターフライヤーの社員＝17年1月1日 PHOTO: Youichi KOKUBO/Aviation Wire
スターフライヤーの初日の出フライト0101便から見た2017年の初日の出＝17年1月1日 PHOTO: Youichi KOKUBO/Aviation Wire
初日の出をスマートフォンで撮影するスターフライヤーの初日の出フライト0101便の乗客＝17年1月1日 PHOTO: Youichi KOKUBO/Aviation Wire
スターフライヤーの初日の出フライト0101便から見た初日の出＝17年1月1日 PHOTO: Youichi KOKUBO/Aviation Wire
スターフライヤーの初日の出フライト0101便から見た富士山＝17年1月1日 PHOTO: Youichi KOKUBO/Aviation Wire
スターフライヤーの初日の出フライト0101便から見た富士山＝17年1月1日 PHOTO: Youichi KOKUBO/Aviation Wire
機内抽選会で当たった1等往復ペア航空券の引換券を手渡す先任客室乗務員の谷中さん＝17年1月1日 PHOTO: Youichi KOKUBO/Aviation Wire
新制服で機内サービスするスターフライヤーの客室乗務員＝17年1月1日 PHOTO: Youichi KOKUBO/Aviation Wire
初日の出フライト0101便の招待客に手渡した記念品を手にするスターフライヤーの客室乗務員＝17年1月1日 PHOTO: Youichi KOKUBO/Aviation Wire
スマートフォンで初富士を撮影した招待客＝17年1月1日 PHOTO: Youichi KOKUBO/Aviation Wire
初日の出フライト0101便を操縦したスターフライヤーの堀田機長＝17年1月1日 PHOTO: Youichi KOKUBO/Aviation Wire
初日の出フライト0101便の招待客をコックピットから見送るスターフライヤーの堀田機長＝17年1月1日 PHOTO: Youichi KOKUBO/Aviation Wire
羽田の602番スポットへ帰着したスターフライヤーの初日の出フライト0101便＝17年1月1日 PHOTO: Youichi KOKUBO/Aviation Wire
スターフライヤーの初日の出フライト0101便の招待客に手渡された手作りのしめ縄やアルバム、搭乗証明書などのおみやげ＝17年1月1日 PHOTO: Youichi KOKUBO/Aviation Wire
関連リンク
スターフライヤー [2]
Sunrise Flight 2017 -1st Departure of the new year- [3]（スターフライヤー）
写真特集・初日の出フライト2017
スターフライヤー編 手作りしめ縄で感謝の気持ち [1]（17年1月5日）
ANA編 17回目の初富士初日の出 [4]（17年1月2日）
JAL編 歴代制服着た酉年CAとダイヤモンド富士 [5]（17年1月4日）
2017年の初日の出フライト
・JAL、羽田から初日の出フライト 酉年CAが歴代制服着用 [6]（17年1月1日）
・ANA、高度1万3000フィートで御来光 羽田から初日の出フライト [7]（17年1月1日）
・バニラエア、LCC初の「初日の出フライト」 房総上空で観賞 [8]（17年1月1日）
14号機と2代目制服のお披露目イベント
・薄型シートでより快適に 写真特集・スターフライヤー14機目のA320 [9]（16年12月26日）
・スターフライヤー、A320の14号機お披露目 新制服CAが出迎え [10]（16年12月23日）
2代目制服着用開始（16年12月17日）
・パンツルックにスカートとワンピ加わる 写真特集・スターフライヤー新制服デビュー [11]（16年12月21日）
・スターフライヤー、新制服の着用開始 CAと地上係員統一、スカートとワンピースも [12]（16年12月17日）
初代制服
・黒を基調に機体と一体的デザイン 写真特集・スターフライヤー初代制服 [13]（16年12月31日）
・就航10周年、新制服へ 特集・スターフライヤーと突っ走ったCA [14]（16年12月16日）
・スターフライヤー、8年連続で顧客満足度No.1 JCSI調査 [15]（16年11月8日）
2016年の初日の出フライト
・スターフライヤー、初日の出フライトに無料招待 就航10周年記念 [16]（16年1月1日）
・パイロット志す子供も招待 写真特集・初日の出フライト2016（スターフライヤー編） [17]（16年1月2日）