日本航空(JAL/JL、9201)は9月9日、国際貨物便の燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)を設定する基準となるサーチャージテーブルを改定したと発表した。改訂により、10月分の貨物便サーチャージは適用しない。一方、全日本空輸(ANA/NH)は9月と同様のサーチャージ額を設定する。
貨物便の燃油サーチャージはシンガポールで取引されるジェット燃油価格で算出し、JALとANA両社は2カ月前の平均値を基に毎月改定している。JALは従来、35米ドル未満をサーチャージ廃止としていたものを、60ドル未満の場合を適用なしと改定した。
10月分の基準となる8月の平均価格は1バレル当たり